12/27/17:58
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11/23/10:37
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前回の日記を読んでくれたことを前提に話が進むよ! ということで、「種親選び」に入っていこうと思ったんだけど、その前に大事な種親を選ぶに大事な遺伝子の話を少し考えてみたいと思う。 ただこの辺は非常に難しいことなんだよね。 そんなわけで、この後に書かれることは想像や仮定である場合が多いことをご承知の上で一緒に考えてみて欲しい。 単なる戯言の延長である。 では、最初に誰もがクワカブ飼育を始めると一度は耳にする「メンデル・遺伝の法則」
メンデルの法則で完全に証明されるホワイトアイ(白目)などのように形状や大きさがDNAとして全て遺伝するとは言えない。
確かに凄い研究や長い年月の実験や経験の言葉なのだろう。 私はそうではないと考えている。 少なくともオオクワに関しては、母系の遺伝子による効果が大きいのは感じるし 父親系の形状(それはもちろん子供の♂に関してのことで♂の形が出てた言うより父子への遺伝であるだけ)も出やすいのは事実。 さて、話は戻るんだけどホワイトアイ(アルビノ)などのメンデルの法則で説明できる所謂「劣勢遺伝」 何故、今更この話を出すのか? そうなると、当然大型になる遺伝や色々な形状が出るのもいでれば出ない個体群も当然だと思えない?
また劣勢遺伝は新たな血の入れ替えによりまた更に進化するからだ。 全てこれが最近極太や大型などの「血統」の理由というわけではないよ 同個体群、血統内や同腹でも起こる。 「そんなものはない、ある」と言っちゃうと水掛論になっちゃうんだけど、私は信じている。 ここを知る、ここを考えることがオオクワ飼育の浪漫であり累代の楽しみだと。
まぁ、あまりに大雑把な適当な遺伝子の話になっちゃったけど あくまで一例、個人論。 ここらで諦めたり、考えるのを面倒だからだとオオクワブリーダーへの道は遠いぞ! 遺伝子の話は今後も時々考えていこうということでカテゴリーに入れておきます。
顎形状なんかは余程の特徴が出てない限り、同血統内ではばらつく。 もちろん、好みの形や親が大きいことは大事な要素の一つだけど その上でその「系統」を重視する。 では、次くらいに種親の基準といく?かもしれない。。。 長々とお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)> PR |
11/20/14:38
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種親を選ぶ基準て色々あると思うんだよね。
顎や体が太いとか大型サイズだったり、自分の気に入った形?! ただコレクションじゃないんだから、その個体から次世代を楽しみにしてくれる「種親」じゃないといけない。 そこで重要になるのが「遺伝」じゃないだろうか? この世界(クワガタ、カブトムシ)特に発現の多々あるオオクワは常にこのことが話題になる。 この発現があるからこそ、オオクワ累代飼育の楽しみであるからオオクワ飼育をする人が多い理由の一つでもある。 では、オオクワの遺伝とはどういうものなのか? 結論で言ってしまうと、未だにそのメカニズム的なものは明らかにされていないというか、解っていない(汗) そもそも研究者がいないのだから仕方ない。 その遺伝について、予測をしていきたいと思う。 年々色々な情報や意見もあり、もしかしたら?という部分もけっこうあるので色々な可能性から考えてみたいと思う。 今後シリーズとして続けていきたいと思うのでカテゴリーに追加しておいた。 では、まず遺伝とは?という話はWIKIででも調べてから読んでください。 最初にぶち当たると思われるのは「「メンデル 遺伝の法則」法則だろう。 しかし、これは純系を得て また完全に独立した条件を限定してのことであるので 気になる形状などのおおまかな部分については結論付けできない。 有名な目の色とか白色化(アルビノ)などの完全な劣勢の要素を持つ遺伝子の部分だけが、理論と確立で証明されている。 その上で、純系を得られないオオクワガタなどでは形状等ではこの法則だけで結果を出せないのは当然である。 しかし、あくあまで特徴の一つずつをこの法則で見た場合 可能性がないと言うわけではなさそう。 時にインラインでブリードした場合の顎の付け根やお尻の形状などは比較的安定して同血統で引き継がれていくような傾向もあるからなんだ。 ただ、これに関しては普通に優勢遺伝してる可能性や他の要素の遺伝である可能性も十分ある。 何よりここで難しくあるのはオオクワの♀の形状の違いを掴みにくい点が一番問題なんだよね。 遺伝の種類や理論などについては後日まとめてみたいと思ってるので、今回は凄~~~くおおまかな予想だけしておこうと思う。 ★果たして極太や横幅の広い血統はないのか?そのような個体は全て交雑と決定?! 常についてまわる、疑惑や中傷される話題だね。 私の場合「NO」だと思ってる。 もちろん、噂で疑惑の個体や実験、作ってしまった話も聞くし 明らかに怪しい個体もみかける。 ただ、一定の範囲や限度で考えれば必ずしもがっちりした個体へと発展しないという理由がないのだ。 近年極太が大流行したと誰もが思うけど、累代を長く続ければ全体に太くなることはある。確かに変化の少ない系統もあるが、事実全体に体格が良くなったり その個体群の中なからも少しだけ見栄えの良い個体も出てくるはず。 また、それに魅了され そのような血統や飼育をするブリーダーへと移行した人が多いのもブーム的に躍進した理由でもある。人 これらの変化は人間でも犬でも他の哺乳類、鳥類や魚類だってある。 確かに自然界で一部の地域にその生息域と群では本能などで起こらない、つまりそのような変化を「血」が避けている可能性が高いそうだ。 これを人為的に、目的をもって繁殖した場合のことである。 本来起こらないことを起こすと考えた場合・・・ 個体差と言われることもあれば、確実に「遺伝子」として出てくる場合もある。これが「発現」である。 過去のオオクワガタ飼育はその産地を累代続けたり、少しでも大きくする方法を試行錯誤してきただけで故意にそのような個体に目をつけて飼育してこなかっただけではないだろうか? いや、それ以上に元の形状と違えば嫌われ あえて淘汰されている。 確かに普通に増やしては売りさばいたり、新たに自然個体を採集し しかも同じポイントばかりの採集個体だったりする。 この場合、ひとつの個体群であった可能性も高い。 これを大事に累代されてきたことは非常にありがたいことで、今の飼育のベースになってるんだろうけど時代は進んだ。 餌もここ数年だけで材→一次醗酵、2次醗酵から菌糸ビンへとなった。 ワイルド幼虫を菌糸ビンで飼育するだけで、格段に他の飼育法と違う形状や体格で羽化することを考えれば色々な可能性がみえてくるはず。 それ以外にも、同産地やエリア感での違う個体群との高配や選別なども行われる回数も増えているはず そこから更に種親判別をし、どこに目をつけて(遺伝要素など)飼育するかで次世代への血は発展するのではないだろうか? このような目標、目的を定めた飼育はまだここ5~10年くらいの話で しかもそのスピードは非常に早く 当然その結果が目に見えてくるのも早い。 遺伝はそんな簡単に出ない? いや、確かに人間でもある程度の時間を費やすが 体格や病気、能力などの隠れた遺伝などは意外と早く出てくる。 それが1年サイクル、しかも寿命数年の昆虫であるオオクワガタではそれを回転させることは 凄いスピードでできることになる。何度も言うけど、それを人為的に行うわけで! 犬のサイズや交雑種などは2世代ほどで変化させられるし、小動物のブリーダーでは簡単に毛色や特徴を出したブリードをされている。逆にそれで悪い点を消していくこともできる。 しかも、劇的な変化をもたらす事も可能なのだ。もちろん、その中に突然変異もある。 そういったことを考えれば自然界ではありえない、人為的なブリードによる変化 つまり「発現」は十分あることであって、それが負の要素や奇形型であるかは別として変化を疑うことはできない。 また、これはインライン アウトラインなどでその方法や選択は違ってくるんだけど そのこともまた後日 遺伝の予想を絡めて書いていきたいと思う。 形の変化しない、大型血統はない と決めつけないで考えることも面白い。 それが今のオオクワガタ飼育なんだから。 |